林間の湿性地や原野の草間に生え、ときに群生する。 地中に根茎があり、春に発芽して5〜6葉を根生し、 高さ15〜40cmの花茎を直立させ、 5〜10個の花をつける。 葉柄は長く、葉は楕円形でしわが多く、縁に浅い切れ 込みがあり、葉や茎に白い軟毛が生える。 夏の暑さと乾燥には弱いが、日本の気候風土に合って おり、花は美しく清楚である。